| エイザーの基本英文法・中級編〈上〉 | |
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留学先のESLなどで英文法の教科書として使われているエイザーシリーズ。あまり使っているという人は訊かないのだが非常に良書だ。
アメリカで出版された英文法の教科書を邦訳したものなので本格的に取り組みたい人にオススメである。本書は練習問題が中心となっているので、手を動かすことで英文法を血と骨になることでしょう。もちろん解説もわかりやすい。
中学英語を一通り理解している人は中級編から、忘れてしまったという人は初級編から戻って勉強しなおせば、TOEIC、TOFLEの文法パートは楽になるでしょう。
| 決定版 英語シャドーイング 入門編 | |
![]() | 玉井 健 コスモピア 2005-01 売り上げランキング : 17021 おすすめ平均 ![]() 応用範囲の広い教材 一音一音の発音を、ある程度身につけてから。 ほんとにわかりやすいAmazonで詳しく見る by G-Tools |
通訳の人がよく行われるそうなシャドーイングという英語の勉強法であるそうだ。シャドーイングというのは、音声で流れる英文の0.5秒〜1秒後を追いかけるように声に出して読むことで、シャドーイングをおおまかに書かれたサイトを見ることはあるが、どれもしっくりこないという人にオススメ。
英語にある程度は触れている人ならば本書は必要がないかもしれない。得意とはいえない人のために「シャドーイングのための練習」が含まれていて、読まれる英文も中学レベルが理解できればついていけるようになっている。ここまで細かく優しい書籍はそうない。
勉強法は人にあうあわないがどうしても出てくる。シャドーイングを一度試してみてはいかがでしょうか。
本田さんのレバレッジシリーズ。
速読ではなく「多読」である。
| レバレッジ・リーディング | |
![]() | 本田 直之 東洋経済新報社 2006-12-01 売り上げランキング : 185 おすすめ平均 ![]() 一読の価値有り 最も安上がりな自己投資法 多読のすすめ、但しビジネス書Amazonで詳しく見る by G-Tools |
本を読むということは誰にでもできることかもしれないが
その本を、自分の中にとどめ
最大限に引き出す術が書かれている。
1500円の本が15万の価値にできるかどうかは本人次第なのだ。
ここに書かれた手法は、本を汚すことからはじまる。
だから、図書館や友人に借りるわけにもいかないし
使い終わった本をブックオフに売ることさえもできない。
懐の厳しい学生には難しい方法であるが
使い倒すことで、ふと浮かんだ一瞬で消えてしまうような
アイデアなりを書き留めることは重要なのだ。
読後のフォローの大切さも本書では語られている。
まとめのメモを作り、それを持ち歩き
気付いたときに読み返すと、一見単純ではあるが
私にはそんな発想が一度も生まれなかった。
記憶に定着させ、いつでも引き出せる状態に
もっていく方法としては優れていると関心している。
ほんの些細なことでも続ければ大きな力になるのだと信じて。
「話の設計図」で確実に効果が上がる!

大学に入ってから、プレゼンテーションの機会がよくある。
後に聞き手に評価アンケートをとるのだが
「内容がわかり辛い」、「何が言いたいのかいまいちわからない」
といった評価を見て、私は愕然とする。
そうだ、確かに私が始めると聞き手の目は虚ろになり、
中には欠伸をして、早く話が終わって欲しいという
露骨な信号を発してくる。
自分が伝えたいことを相手に伝えることは
難しいというのを体感させられる瞬間である。
本書は、カラーでページ数が130ページ弱。
値段も1300円+taxだ。
納得価格といったところ。
カラーだと読んでいて、理解しやすいし
読んでいて楽しくなる。
不思議なマジックでもかかっているのだろうか。
実践的な例がふんだんにちりばめられていて
原因は何か、どうすれば解決するか
読み手を成長させようとしているのがよくわかる。
本書は終盤になるにつれ、面白さが増しているように感じた。
Part3の「なぜ、日本人は論理的に話すのが苦手なのか?」では
あるあるということが多くて恥ずかしくなり、本書を何度か閉じてしまった。
Part4には読み手の最終試練、演習が入っている。
この本は読むだけでなく、解くことで効果を出すのだろう。
プログラミングも、書籍を読むことより
書かれている問題を打ち込んで見て、はじめてわかることがあるのと
同じなんだと思う。
実用的書籍としてはすばらしい出来とイチオシしておく。
この本を開けてすぐに私の目に入ったのは、音楽と技術以外のすべての教科の成績が「1」の中学時代の通知表だった。

衝撃的な通知表から、「何故、自分が落ちこぼれになったのか」
落ちこぼれ先生の生い立ちが次々と語られていく。
小学校低学年からの彼に向けられて行われ続けたイジメは心身を蝕み、一時は自殺も考え
学校そのものが嫌いになり、学ぶことに適した環境とは程遠いものとなった。
中学3年生にして、彼は自分の名前の漢字しかかけず、英語の単語はbookしか知らず、九九は2の段までしか言えなかった。
アインシュタインのビデオから物理の魅力に取り付かれた彼だが、基礎学力の欠如が著しく
小学校3年生の算数ドリルからはじめ、定時制高校に入学する。
物理を学ぶために高校の恩師の支えと猛勉強の末に超難関である国立の名古屋大学に現役で合格する。
この本には、小学校高学年以上で習う漢字にはルビがふられていて
回りくどい複雑な言い回しや単語もなく、文字も見やすく構成されているのが非常に好感を持てる。
ざっと読むだけなら早い人ならば1時間弱、遅くとも3時間もあれば読み切れてしまうものだろう。
落ちこぼれから物理の研究者として生きる道からはずれ
教師となったのはまさに異色中の異色といえるが
内容自体に説教くささや押し付けがましさがないので、すんなりと受け入れることができるため
不幸な体験を語っている場面も多々あるにもかかわらず、後味が良い作品である。
イジメを受けた実体験から来る考察は実に的確で、現状の教育におけるイジメの対処についても
強く言及している。
耳障りの良い人道主義的な発言でイジメを解決した気になっている学校側は
平和主義を謳いながら、ミサイルや武器を売りさばいている欧州のある国のようではないか。
落ちこぼれに同情するのではなく、シビアに高校教師として線引きができ、
やって出来ない生徒は助けるが、やらなくて出来ない生徒には厳しく。
やる気のない生徒にやる気を出させる方法はそうなく、落ちこぼれは現れてしまうと語っています。
中途半端な理想主義の教育者より現実主義であり、生徒に向き合う姿勢が必要である。
人生に少し行き詰ったり、悩みを感じたときにふと手にとって読みたくなる作品としてはイチオシと言えるだろう。
著者は大学で英文学の講師をしていたのだが、それを捨て
法のエリートを育成する歴史があり米国最高峰の1つと言われているハーバードロースクール(以下、HLS)に
法の知識もないところから入学することから話ははじまる。
| ハーヴァード・ロー・スクール | |
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この作品は1980年以前に執筆されたもので、少し背景を説明するならば
米国では出生率上昇に伴い、ロースクールが非常に高い人気となり
名門校は入るのが非常に難しくなった。
日本でいうなら10数年前の団塊Jr.の世代の大学受験と重なる部分があるのではないのだろうか。
日本より先に海の向こうで発売されたときには「ONE L」という題がつけられ
どの業界にでもある、ペーペーを育てる教育期間の1年目で
この法律を生業にする業界においてもっとも厳しい時期である。
登場人物は魅力的で活動的であり、今まで優秀と呼ばれる人間ばかりで
高い成績で卒業したての名門大の法学部出身から、専門医学実習生をやめてきたものもいて
年齢もまちまち、そんな中では著者の経歴である大学講師もそう珍しいものではないのだろう。
そして、一癖も二癖もある講師陣たち。
教授の過酷な課題に授業と次々と学生たちに襲いかかり精神を疲弊させる。
寝る間を惜しんで勉強をする気の休まらない毎日で
今まで主席や次席という高い成績を収めていた集団の中毒的ともいえる競争に
ある者は涙をし、ある者は自殺未遂をする。
著者もまぎれもなくその流れに飲み込まれたといえるだろう。
このHLSでの成績により、より待遇のいい事務所に入ることができる可能性は高くなり
成績上位数名で構成される法律評論に入ればさらに道が開けるとなると
競争は熾烈となる。
アメリカではいかに「法律のプロ」を作る過程がよく理解できる。
日本でもロースクール1期生が新司法試験から司法修習生になり
新たな流れができようとしている。
この作品は20年以上前の作品でありながら、その色褪せを感じさせないすばらしい作品といえるだろう。