本田さんのレバレッジシリーズ。
速読ではなく「多読」である。
| レバレッジ・リーディング | |
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本を読むということは誰にでもできることかもしれないが
その本を、自分の中にとどめ
最大限に引き出す術が書かれている。
1500円の本が15万の価値にできるかどうかは本人次第なのだ。
ここに書かれた手法は、本を汚すことからはじまる。
だから、図書館や友人に借りるわけにもいかないし
使い終わった本をブックオフに売ることさえもできない。
懐の厳しい学生には難しい方法であるが
使い倒すことで、ふと浮かんだ一瞬で消えてしまうような
アイデアなりを書き留めることは重要なのだ。
読後のフォローの大切さも本書では語られている。
まとめのメモを作り、それを持ち歩き
気付いたときに読み返すと、一見単純ではあるが
私にはそんな発想が一度も生まれなかった。
記憶に定着させ、いつでも引き出せる状態に
もっていく方法としては優れていると関心している。
ほんの些細なことでも続ければ大きな力になるのだと信じて。
アメリカの大学での
有名人の卒業記念公演のスピーチを盛り込んだ一冊。

私はまだ大学を卒業していないのだが
本書を読んで、少し海の向こうの大学がうらやましくなった。
オライリーのスピーチをのぞいて
全体的に古いスピーチが多いと感じたが
本書は翻訳本であり、その元となった書籍は
1998年に発行されているので仕方がないかもしれないが
少し残念な気分も残ってしまう。
スピーチは独特なものが多く
宗教的であり、政治的内容まで富んでいる。
自由すぎると感じるかもしれないが
そこが本書の魅力と私はとらえている。
残念というべきか、ほとんどのスピーチがしっくりこない。
有難い言葉であり、道徳感を感じるのだが
読んでいる気分にならない。
何が欠けているかと自分に問いかけてみて出したのが
「面白さ」なのかもしれない。
その辺、感性がズレちゃっているから読むのが途中からしんどくなったのかもしれない。
大学の卒業式という、ほとんどの人は一生に一度の場面で、
本書のような良い言葉を訊けたならば
自身の記憶の中に残り続けるのかもしれない。
そして、オーディオブックで訊きたい一冊ではある。
もちろん、本人に肉声で。
前シリーズ、54万部突破のベストセラー
「借りたカネは返すな!」の続編。

残念ながら私、本書の前作を読んでいません。
が、この本はハリー・ポッターシリーズのように
前作を知っていないとしんどいということはありません。
前作の「借りたカネは返すな!」が発行された当時と
今とは法も改正され、比較的最新の金にまつわる
小技が身に付くのが本書の見せ場というべきだろう。
この本の難易度は甘いものじゃないといっておきたい。
経済学にノータッチであったり、日本経済新聞を読まない人が
一読しただけで、全てを理解し納得するのは困難である。
しかし、表面上の理屈くらいはわかるような配慮は
なされていると感じるので恐れずに
まず本屋で触れてみてから購入を考えていただきたい。
私もこの本を読むまでは
理由はどうあっても、借金を返さないことは犯罪と
極論ともいえる考えが心の中にあったが
債務の整理さえ、きちっとすれば
もう1度、チャレンジすることができる。
敗者復活の許される社会に日本もなるのではないかと
本書を読んで希望に近いものを感じ取ることが出来た。
正義と人道の元、何が行われ、どう考えたかが綴られている。
原書名はWings of Judgmen

新装版 アメリカの日本空襲にモラルはあったか―戦略爆撃の道義的問題

個人的な政治心情は一旦、別の箱の中にしまってから
本書をゆっくりと眺めていただきたい。
あまり速読は勧めない。
なぜなら、一言一言が考えさせられ
当時の情景を脳内で創りだす時間がかなり必要になってくるからだ。
日本の太平洋戦争における、重慶への無差別爆撃を
アメリカは強く非難する。
しかし、その一方でアメリカは日本の中の
国民、特に国民の士気を下げる名目で
爆撃を加え、都市を破壊し、人を殺していった。
最後はご存知の通り、最も恐ろしい兵器のひとつ
原子爆弾が日本で使われることとなった。
当時のアメリカの軍関係者や政治家が
一体、どういう感情で日本やドイツに爆撃を加えたか
そして、どういう理屈で無差別攻撃ともとれるほどまでに
各都市に爆撃を加えたのか
彼らの声にも耳を傾けなければならないのだろう。
この本の著者もきわめて冷静で事実を元に
論理的な展開で書かれている。
好感が湧くわけではない。嫌悪感でもない。
ただあるがままに読み取り、納得できるところを見つけていただきたい。
そして、アメリカにモラルがあったかどうか
自分の目で読んで確認してほしい。
簡単、手軽?ゲーム機がなくともできる脳トレ本。

本書には理工系○○という、大層なタイトルがついているが
ソフトバンククリエイティブのサイエンス・アイ新書の中では
最も万人向けの書物といえるだろう。
1章から5章までは
脳の機能やその仕組みを、理論的に解説をしてくれている。
難しい単語は比較的少ないし、何より図解が多く、数問の頭を使う問題もあり、
読みやすい漫画のようというのは言いすぎかもしれないが
わかりやすいと思っていただければ幸いだ。
6章では
クイズ形式に、頭の堅い人には解きがたい問題がすらすらと並んでいて
回答を見れば、「なーんだ、この程度か」と思って悔しくなるようなのが盛りだくさん。
もちろん、クイズだけで終わりではありません。
クイズに見せかけた訓練なので、そのような訓練を積めば
脳のどの部分が活性化されるか、記憶力や集中力を鍛える
効率的かつ効果的なトレーニングが満載している。
7章に入り
今までの総復習といわんばかりに問題の山!山!山である。
向かって右面に問題があり、ページをめくって左側に答えがある。
電車にのっていて、空いている時間があれば数問解いて見てはいかがか。
その隙間にやるだけで脳が活性化するのかもしれない。
DSにあるような脳トレにはない、そのトレーニングによる効果が
わかりやすく明記されている本書は実に親切で実用的と思える。
本書を足がかりに、他の脳トレ本にもチャレンジしてみてはいかがだろうか。