Webの新たな波と目されているWeb2.0という概念が
いつから言われはじめたのだろうか。
本書はそれにビジネスモデルのあり方を提示しようとしている姿勢が強く見える。


CGMは個人による情報発信の総称であることが多い。
限られた人でなく、そのページを閲覧している全ての人が参加できる双方向型で
mixiやAmazonなどもそれにあたる。
本書はここ数年にWeb2.0といわれるサービスで起こった出来事を題材にし、
どうして、ここまでこのサービスはヒットしたのか
そして、何故、この企業はサービスを使いこなせなかったのか
ということを解明している。
また、Web2.0と既存のメディアとの転換の難しさや
親和性の低さの指摘も非常に面白い部分であった。
読んでいると、このCGMという形態を最大限に利用した
CGMの申し子ともいえるmixiやAmzon.co.jpも
周回軌道にのった人口衛星のごとく簡単に落ちない衛星ではないと感じた。
ビジネスモデルとして収益を得る方法があまり確立されていなく
新たなサービスが付け入る隙がまだあるように見えてしまう。
これもまた個人が発信する情報で判断されるのだろう。
兎に角、周回軌道上から何度もロケットで加速させなければ
見るも無残に落ちてしまうのではないだろうか。
それも従来よりも早い形で。
見やすいレイアウトで読みやすいので
1時間程度で目を通せてしまうのですが十分納得できる内容であった。
このエントリーのトラックバックURL: